公益財団法人 鹿島病院

地域支援体制

認知症疾患医療センター

 「最近物忘れがでてきた」、「物をしまいこんでは盗られたと言うようになった」、「怒りっぽくなった」、「日付や時間が分からなくなってきた」など、認知症の症状が出てきたら早めにそのサインをキャッチして専門機関に相談することが大切です。

 鹿島病院認知症医療センターでは、お電話でもご相談をお受けしておりますのでお気軽にご相談ください。

 精神保健福祉士(ソーシャルワーカー)はその相談を受けています。

実施事業

 当院では、H25年度より認知症疾患医療センターの指定を受けて鹿行地域の認知症医療に関して、以下のような事業をおこなっていきます。

お問合せ

窓口 認知症疾患医療センター
受付時間 平日 9:00~17:00
土曜 9:00~12:30
日曜、祝祭日、年末年始はお休みです
電話番号 (直通)0299-82-2167 / (代表)0299-82-1271 内線751、749
FAX (直通)0299-82-6538

精神科初診予約について

 当院では、精神科受診について予約制をとっております。(認知症やその疑いについての診察・診断は、鹿島病院では精神科で対応しております)

 また、当科受診してから6ヶ月経過している方についても、初診として予約をとって頂いております。

精神科初診予約の流れ

 再診の方につきましては、診察券に書かれている予約の方法をご覧ください。

地域の先生方へ 認知症専門診断

 認知症疾患医療センターでの鑑別診断を介すことによって、かかりつけ医での認知症治療を継続や療養上の生活にお役立て下さい。詳しくは、厚生労働省の診療報酬点数表を適宜ご覧ください。

 なお入院中の方については、貴院の診療報酬点数についてご検討ください。

認知症専門診断イメージ

鹿島病院 認知症地域連携パス、みまもり・つながりノート

 鹿島病院では、「平成21-23年度厚生労働科学研究費補助金認知症対策総合研究事業『認知症の行動心理症状に対する原因疾患別の治療マニュアルと連携クリニカルパス作成に関する研究(研究代表者 数井裕光)』」によって作成された「みまもりノート・つながりノート」の2冊と、その2冊に情報を加える形の「鹿島病院認知症疾患医療センター地域連携パス」1冊の、合わせて3冊を“地域連携パス”として導入します。

 この連携パスは……

  • 使用しなくても、鹿島病院があなたに不利益な対応をすることはありません。
  • 途中で使用を中止しても構いません。
  • 状態が変わった時や介護認定を更新した時、かかりつけが変わった時は、書き直しましょう。
  • 書ききれなくなったら新しいものをお渡しするので、鹿島病院の精神科外来受診時や認知症疾患医療センターへご連絡ください。
  • すでに使っている、様子を書くノートや連絡帳などがあれば、それを継続して使用しても構いません。
  • 鹿島病院だけでなく、他の病院や診療所、介護サービスの事業者で見てもらうことで、同じ説明の手間が省けたり、同じ薬が出されてしまうことを防げることがあります。
  • 他の医療機関にかかるときには、「お薬手帳」または「薬の説明書」も一緒に携帯しましょう。

利用できる制度・サービスについて

  1. 資料の提供

     茨城県内にお住まいの方かそのご家族へ、認知症の方への対応に関するパンフレットをお送りします。ご希望の方はお電話でご依頼ください。

     ご相談の内容によって、数冊選んでお送りします。

     郵便番号、住所、お名前、電話番号をお伝えいただきます。(個人情報は、郵送以外の目的に使用しませんが、相談がある場合には相談記録として保管します)

    ※郵便ではなくメール便でお送りする場合があります